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将棋列伝:居飛車穴熊編①
升田幸三 vs 大山康晴
昭和43年の名人戦より。それまでも戦法として存在はしていたものの、あまりメジャーではなかった居飛車穴熊をタイトル戦で初めて採用したのが升田幸三九段でした。これはその第1号局です。結果だけを見れば大山名人の対応力が升田九段の構想を上回りましたが、大山名人はこの穴熊に後々まで苦しめられることになります。
大山康晴 vs 加藤一二三
昭和55年の王将戦より。もっとも穴熊から遠そうなイメージのある加藤王将(当時)が見事な穴熊戦法を見せます。良いところなく敗れた大山名人でしたが後日、同じように穴熊を採用した加藤王将の攻めを今度は見事に打ち破っています。
中原誠 vs 大山康晴
昭和58年のA級順位戦より。石田流三間飛車に対する居飛車穴熊。この一局がそのまま教科書になったのではと思えるほど大量の手筋が出てきます。いわゆる「穴熊の暴力」による快勝譜。
