ホーム ＞ 動画 ＞ 実戦
将棋列伝：一手損角替り編
谷川浩司 vs 羽生善治
平成１８年度Ａ級順位戦プレーオフ。この年竜王戦以外すべてのタイトル戦に登場した羽生三冠（当時）を谷川九段が抑え込んだ一局。この対局は平成１８年度の名局賞に選ばれました。
谷川浩司 vs 山崎隆之
平成１５年度竜王戦より。春先から驚異の２２連勝を達成した山崎五段（当時）がこの対局で披露したのが「後手番一手損角替り」の公式戦１号局だそうです。大切な竜王戦の本戦、しかも相手は角替わりの大家：谷川王位。”試すならここしかない”と考えたのであろう山崎五段の決意のほどがうかがえます。 余談ですがこの当時谷川王位は山崎五段ら関西の棋士数名と研究会を行っていました。戦法のことは黙っていたのでしょうか。だとすれば谷川王位はさぞかし驚いたことでしょう。
木村一基 vs 渡辺明
平成１７年度竜王戦７番勝負より。遂にタイトル戦に登場した一手損角替り。ただし渡辺竜王（当時）は一手損角替わりには否定的で、この後もほとんど指していません。対局は木村七段（当時）が優勢に進めますが、やはり他のトップの棋士同様、渡辺竜王も離されずについていく将棋で強さを見せます。
